
2016年に保育士試験に合格しました(*'ω'*)
いまは保育士不足の世の中と言われているし、何かあった時に資格があれば働きやすいかなと思ってはじめた保育士試験の勉強。はじめてみると結構楽しくて、やっぱり目標があるといいなーって思いますね。
以前は年1回の試験でしたが、平成28年から年2回の開催になり、挑戦しやすくなったんですよ。
そこで今回は、私なりの保育士試験の勉強方法を書いていこうと思います。
これから挑戦しようと思っている方に参考になれば嬉しいです。
ちなみに試験会場には私のような主婦やおじさんおばさんも多くいましたよ、年齢・性別で臆することなかれ!
はじめに
まずはじめに言っておきますが、この勉強方法は保育士試験に合格することだけを考えた方法です。
受かれば何でもいいやっていう感じのざっくりした勉強方法です。
本当の意味でしっかり理解して知識を付けたいという方にはあまり向かないかもしれません。
そして、この勉強方法は1回で合格することを目標にしていません。
2~3回受けることを想定しています。
一発合格したい方は他の方法を探すことをオススメします。
実際わたしは合格するまでに2回受験しました。
また私はもともと幼稚園教諭免許を持っており、筆記2科目と実技全部が免除のうえで受験しています。
そして保育系の学校でなんとなくうっすらであるものの、似たジャンルの勉強をした覚えがありました。
でもそれを抜きにしても、保育士試験は独学で充分に合格できる試験だと思います。
バカ高い通信教育など使わなくても、学校に通わなくても、いけます。
使ったテキストはこの3冊のみ
テキストは本屋で買いました。なにがいいのかわからなかったのですが、ユーキャンという名前はよく聞くのでそのネームバリューに惹かれて購入。
2015年度版なのは、もともと2015年に受けようと思っていたから。(予定が重なり結局翌年に受けることになった)

ユーキャンの「保育士 速習レッスン」の上下です。
これが私のメインの教科書でした。

そしてこちらもユーキャンで「保育士 これだけ一問一答&要点まとめ」。
これは移動時間で勉強するときによく使用していました。
速習レッスンより軽いので持ち歩きに便利。

使ったのはこの3冊だけです。あとは過去問題を保育士のホームページから無料で印刷できるので、それを数年分解きました。
費用にして3冊で5300円です(税別)
さあ、これらを使って勉強をはじめましょう(*'ω'*)
その1.テキストを読む
当たり前やないかい~!って感じですが、速習レッスンの上下を一通り読みましょう。
読み始めて気付くと思いますが、かなりのボリュームです。眠たくなることもあるかもしれません、でも飛ばさずに読んで下さい。
科目の合間に「ポイント確認テスト」という過去問題が数問あるので、これも解いてみましょう。
実際にどんな問題が出ているのか体験できてタメになります。
最初の段階で大事なのは最初からノートを取らない・ノートにまとめないことだと思います。
保育士試験は科目数が多くて覚えることが多いので、細かく手をつけていくと果てしないノートの量になってしまうんです^^;
これは途中で嫌になって挫折することが多いパターンです。
なのでまずはざっくりと全体で、どんな内容が出題されるのか知ることが大切です。
歴史的にこんな人がいて~、こんな施設があるんだ~、へぇ~そうなんだ~くらいの軽い気持ちで私はやりました。
その2.保育所保育指針は数日に1回ペースで読む
速習レッスンの内容全部と同じくらいに大事なのが「保育所保育指針」です。
なんでかって、試験にめちゃくちゃ出るから。
これは速習レッスンの巻末に上下とも全文掲載されているので、新たに買い足す必要はありません。
これも一気に読もうとするとちょっと時間かかるのですが、かなりの頻度で読んでおいた方がいいです。
複数の科目で幅広く出題される傾向にあります。
なので私は普段は速習レッスンを読みすすめて、寝る前に保育所保育指針を読むということを繰り返していました。
その3.テキスト2週目読みつつ、一問一答やる
テキストを1週読み終わって、ざっくりこんな感じか~とわかったところで一問一答の出番です。
テキスト1科目分読んだら、その科目の一問一答をやる。
正直、その段階では一問一答は分からない問題だらけです。
わからなかったらスグ答え見て、覚えればいいと思います。
その4.過去問を解こう
保育士試験のホームページから過去問を印刷して解いてみましょう。
解いては採点して、答えを覚える。
解いては採点して、答えを覚える。
それの繰り返しです。
過去問を解くのは大事です。
一問一答よりも過去問の方が実際の試験に近くて得るものが大きいように思います。
なのでテキストだけに囚われずに、過去問を解くだけの時間を確保しておくこともポイントですね。
私はそうこうしてるうちに、試験日がやってきてしまいました。
とりあえずテキスト2週目を読み、一問一答を一通りやり、過去問を2年分解いたところでタイムアップでした。
1回目の試験は7科目受けて4科目が受かりました。
試験は6割以上とれてればいいんです(*'ω'*)しかもマークシートです。
完璧じゃなくても受かる可能性は充分あります。
その5.科目数が少なくなったら、ノートに要点をまとめる
1回目の試験でいくつか合格して科目数が少なくなってきたら、ノートの出番です。
私の場合はのこり3科目だったので、それが苦手科目なんだと意識して要点を書き出すようにしました。とくに暗記部分は大きな文字で書いてたように思います。
過去問を何年分か解いていくと、なんとなく出題傾向が見えてくるような気がします。
私が特に苦労したのが「子どもの食と栄養」の「日本人の食事摂取基準」という項目。
これは数字なのでイメージに当てはめることも出来ないし、何歳のどの数値が同じかとか男女差があるかとかチマチマした問題が多いのです。
これは仕方ないので過去問に出た問題をそのままパターンで覚えることにしました(;´・ω・)
数パターンあればどれかに引っかかるだろうっていう魂胆です。
そんな感じでノートにまとめていき、まとめはやはり時間がかかるのでテキスト読むのと並行でやるとちょうど終わったくらいに次の試験になりました。(半年後)
そうして自作のノートを手に試験に挑み、無事に合格できたというところです。
受験回数2回、勉強した期間は約1年でした。
番外編.勝手にイメージ付けして覚える
私は完全に目で見て覚えるタイプで、ペンはあまり使いませんでした。(1回目の受験までは特に)
そのかわりと言っては何でですが、頭のなかで勝手に都合のいいように映像をイメージして覚えるということをよくやりました。
これ結構覚えやすいんですよね。
ちょっとわかりにくいので例を出すと
例えば、新潟静修学校付設託児所というわが国最初の常設託児施設は、赤沢鍾美(あつとみ)と仲子夫妻によって設立されました。
それを覚えるのにイメージしたのは、新潟には赤い鐘があるんだな~(吹雪のなかで赤い鐘が鳴っている)という風景です。そんな感じです。
あとは、明治時代に「楽石社(らくせきしゃ)」という言語障害児施設を伊沢修二が作りました。
それは、伊沢さんが落石事故にあって言語障害になった・・・だから言語障害の人の気持ちがわかるんだ、とか勝手に1人で妄想して覚えてました。(実際はそんなことはないですよ!)
身近に伊沢さんという名前の人がいたので、その人に勝手にあてはめて考えてたのもありました。
そんなパターンが多々あるので、これはまた別の機会にまとめたいと思います。
まあそんなことを考えながら、テキストをひたすら読んでなんとか合格までたどり着けたわけです(*'ω'*)
以上、保育士試験に合格するまでの勉強方法を紹介しました!
試験を受けてみようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
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